【波照間島観光】意外と知られていない？ベストシーズンは実はこの時期

波照間島は日本の有人島で最南端の離島です。島の南側の絶景ポイントには「日本最南端の碑」があります。記念撮影に最適ですが、平和を願う気持ちも込められています。

日本で一番美しいビーチにも選ばれたことがある「ニシ浜」は、まるでクリームソーダのような海の色をしており、波照間ブルーと呼ばれています。

ほかには4つの星を結ぶと十字の形になるのが特徴の「南十字星」が見られる場所として人気があり、沖縄好きなら一度は訪れたいと憧れる人も多い島なんです！

波照間島に空港はありますが、現在空路は運航していないため、船でのみ行くことができます。

波照間島は離れたところにある離島なので、石垣島からも小型の高速船で約60〜70分、大型の高速船で約90分を要します。

さらに出航して30分後からは外洋に出ることになるので揺れがひどく、台風の前後や時化（しけ）になると欠航が発生するため、なかなか気軽には行けません。

せっかく行くと決めたなら、ベストシーズンに！ということで、この記事ではおすすめの時期についてまとめていきます。

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【波照間島観光】ベストシーズンは？波照間島への高速船は欠航が多い？

まず一番考慮したいのが移動手段が「船のみ」ということ。石垣島と波照間島間は、欠航が多い航路として知られています。

欠航してしまうと波照間島へ行くことができなくなり、石垣島へも戻れなくなってしまうので、旅の予定には余裕を持つのが望ましいでしょう。

なるべく天候の影響を受けにくい時期はいつか？を考えてみます。最新2020年の高速船の欠航状況を調べてみました。

※2020年は4月23日〜6月15日まで減便スケジュールにて運航。5月は1日1便、6月1日〜6月15日までは1日2便の運航。

一部欠航の場合でも、午前のみ運航で午後から欠航の日も含まれます。

欠航の多さはその年の天候によって変わりますが、どうしても台風の接近や海上の時化（しけ）の影響で欠航になります。

例年8月・9月は台風、11月・12月は時化による欠航が多く発生します。

3月〜4月は比較的穏やかな日が多く一番安定しています。5月〜6月は梅雨の影響を受け、欠航が多い年もありますが、晴れた日には観光日和となります。

高速船と貨客フェリーを運航している安栄観光のWebサイトでは、現在と過去の運航状況を確認することができます。

南十字星は、正式には「みなみじゅうじ座」といい、ひとつの星ではなく、4つの星が十字を形作っています。全天88星座の中でもっとも小さい星座です。

日本で「南十字星」が見られるのは12月〜6月頃までの沖縄だけ！さらに南部で明かりがない場所が適しているので、ただ沖縄に行くだけでは観測するのは難しいんです。

波照間島は、南十字星が見られる場所として知られており、夜間の星空観測を目的に宿泊施設を予約して訪れる人も多くいます。

特に4月下旬〜6月中旬頃ならば、大体19:30〜0：00過ぎの時間帯に見ごろが重なるので観測のベストシーズンです。

波照間島の星空観測タワーでは、島内宿泊者向けにガイド付きの星空観測ツアーが開催されることも！ほとんどの宿泊施設では送迎サービスがあり、とても楽しい思い出になること間違いなしです。

4月に入れば海水の温度も上がり、海水浴を楽しめるシーズンに突入します。海遊びに一番ベストなのは、6月中旬頃の梅雨明け以降から7月中旬頃です。

波照間島で遊泳可能なビーチ「ニシ浜」は、息を飲むほどの美しいグラデーションが広がります。「波照間ブルー」と呼ばれているのも頷けます。

シュノーケルのセットなどマリングッズをレンタルできるショップもあるので、海が好きな人ならかなり満喫できます。

また、浅瀬でも魚が泳いでいるのを見ることができるので「泳ぎは苦手だし興味がない…」という場合でも大丈夫です。神秘的な青いグラデーションの広がる海をぜひ体感して下さいね。

波照間島の魅力を全部楽しみたいなら、4月下旬〜5月のゴールデンウィーク頃までがおすすめです！

5月上旬のゴールデンウィークを過ぎると、6月中旬頃まで梅雨シーズンに入ります。沖縄の夏を感じたいなら、梅雨明け以降がベストですよ。