石垣島に旅行するなら、石垣島観光だけではもったいない!石垣島離島ターミナルを拠点に様々な魅力あふれる離島を観光するのがおすすめです。
船旅になりますが、石垣島から10分〜20分程度で行ける島もあるんです。それなら船酔いが心配な方でも訪れやすいですね。
この記事では石垣島から日帰り観光でも満喫できる八重山諸島めぐりについて紹介します。
Contents
【2021年】石垣島から日帰り観光で気軽に行ける離島5選!見どころとアクセスまとめ
同じ沖縄でも都市部の那覇ではなく石垣島を選んだからこそ体感できる八重山諸島の雰囲気を満喫しましょう!
竹富島|赤瓦の集落と水牛車での観光が人気
竹富島(たけとみじま)は、八重山諸島の昔ながらの風景が残る赤瓦の集落や美しいビーチが魅力的な島です。自然を楽しむことがメインのほかの離島と比べると観光地として整備されており、伝統的な景観が広がります。
ガイドと三線の演奏付きの水牛車での観光が人気です。
石垣島からは南に約6km、高速船で約10分の距離と最も近い離島のため船便の数が多く、とても気軽に訪れることができます。
竹富島の観光スポット
なごみの塔
竹富島の集落のほぼ中心にある急勾配の展望台。赤瓦の集落を一望できる場所として人気の塔でした。
ひとりずつしか昇り降りできず、一番上の展望スペースでもふたりで立つのがギリギリ!ドキドキ感たっぷりのスリルがありましたが、老朽化のため2016年に閉鎖され、改修後も利用制限が続く見通しです。
コンドイビーチ
海水浴に適したビーチです。遠浅で波が穏やかなので、ひとり旅でも家族連れでも楽しめます。透明度の高いエメラルドグリーンの海と白い砂浜には感動です。シャワーやトイレなどの施設も完備されています。
カイジ浜
砂をすくうと星の砂が見つかることで有名な浜辺です。星の砂の正体は有孔虫の殻。海を眺めながらのんびりと星の砂を探すのも良いですね。
竹富島へのアクセス
竹富島に空港はありません。石垣島離島ターミナルから高速船・フェリーで向かいます。定期船は「安栄観光」「八重山観光フェリー」の2社が運航しています。
所要時間は、高速船で約10分、フェリーで約30分です。
黒島|住民よりも牛が多いハートアイランド
黒島(くろしま)は、石垣島から南西約17kmの位置にあり、島の形がハートに近いことから「ハートアイランド」とも呼ばれています。
牛の牧畜が盛んなので、黒島は住む人よりも牛が多いということが知られています。
レンタサイクルで移動していると、孔雀に出くわして驚くことも!過去に観賞用として持ち込まれたインドクジャクが逃げ出して野生化、異常繁殖をした結果だそう。
生態系への悪影響を防ぐため、現在は駆除が進められており、だんだんと見かける数も減ってきています。
黒島の観光スポット
黒島研究所
主に海亀の研究をしている施設。小さな博物館と水族館を兼ねているような施設で観光スポットとなっています。
黒島の生物についての資料や標本が豊富で見るところも多いです。泳いでいる海亀や生きたヤシガニを観察することができます。入所料500円が必要です。
伊古桟橋
2005年に国の登録有形文化財に登録された昔の桟橋です。青い海に真っ直ぐ伸びる道はまるで天国に続いているかのようにも感じる美しさです。
黒島展望台
黒島の213号線にある高さ約10mの不思議な形をした展望台です。黒島は平坦な島なので上に登ると自然が広がる景観と海まで見渡せます。
黒島へのアクセス
黒島に空港はありません。石垣島離島ターミナルから高速船・フェリーで向かいます。定期船は「安栄観光」「八重山観光フェリー」の2社が運航しています。
所要時間は、高速船で約25分、フェリーで約35分です。
小浜島|リゾート気分で海水浴
小浜島(こはまじま)は、八重山諸島のほぼ中央に浮かぶのどかな島です。2001年NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台になったことで全国的に知られるようになりました。
透明度が高い海とサトウキビ畑が広がっています。マリンレジャーで海を満喫することも、何もしないでゆっくりとした時間を過ごす贅沢も叶う場所です。
坂道が多いため移動手段は、電動のレンタサイクルやレンタルバイクがおすすめです。
小浜島の観光スポット
大岳(うふだき)
標高99mの山。頂上の大岳展望台からは360度景色を見渡せ周囲の島々を望むことができます。
シュガーロード
NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」のシーンで使われた真っ直ぐな一本道です。両サイドがサトウキビ畑だったのでシュガーロードという名前が付きました。
海人公園
周囲を一望できる「マンタの展望台」があります。芝生の公園なのでピクニックやのんびりするのにぴったりです。現在、地元の方以外は立ち入りが制限されているので、旅行前にご確認下さい。
はいむるぶしビーチ
リゾートホテルはいむるぶしの宿泊者限定プライベートビーチです。遠浅の美しい海でビーチアクテビティも豊富!夜には満点の星を観測できます。
小浜島へのアクセス
小浜島に空港はありません。石垣島離島ターミナルから高速船・フェリーで向かいます。定期船は「安栄観光」「八重山観光フェリー」の2社が運航しています。
所要時間は高速船で約25分、カーフェリーで約30分です。
波照間島|波照間ブルーの海と南十字星
波照間島(はてるまじま)は、有人島としては日本最南端です。波照間ブルーとも称される美しいビーチと断崖絶壁の壮大な景色、夜には満点の星を見られます。
島内の居酒屋や一部宿泊施設では、幻の泡盛といわれている「泡波」が楽しめます。お土産としても人気。
波照間島の観光スポット
ニシ浜
波照間島で遊泳可能なビーチで、息を飲むほどの美しいグラデーションが広がります。
神秘的な色合いは「波照間ブルー」と呼ばれ、日本で一番美しいビーチにも選ばれたことがあるほど。浅瀬でも魚が泳いでいる様子を見ることができます。
星空観測タワー
波照間島は日本では沖縄でのみ観測できる「南十字星」が見られる場所としても知られています。
星空観測タワー付近には民家や街灯もなくとても暗いため、スターウオッチングに最適。夜間にはガイド付きの星空観測ツアーが開催されることも!

波照間島へのアクセス
波照間島に空港はありますが、現在は船でのみ行くことができます。石垣島離島ターミナルから「安栄観光」が運航する高速船・フェリーで向かいます。
所要時間は、小型の高速船で約60〜70分、大型の高速船で約90分です。

西表島|亜熱帯ジャングルとサンゴ礁
西表島(いりおもてじま)は、八重山諸島で最大の面積を持ち、豊かなサンゴ礁の海と絶景のビーチのほかに亜熱帯の大自然が広がる島です。
西表島での観光は、アクテビティツアーへの参加が主流となっています。のんびり楽しみたい人からアウトドア派の人までみんなが楽しめるコースが色々揃っています。
西表島の観光スポット
トゥドゥマリの浜
宇那利崎のつけ根にある砂浜で、通称「月ヶ浜」と呼ばれています。砂は白くサラサラしており、素足で歩くと「キュッ、キュッ」と音のする鳴き砂のビーチとして有名です。
夕日がビーチの正面に沈む、絶好の夕日スポットでもあります。
ピナイサーラの滝
ヒナイ川の中ほどにあります。幅200m以上の断崖から流れ落ちる滝は落差54mあり、沖縄で1位を誇ります。
名前の由来は「ピナイ」があごひげ「サーラ」が下がったものという意味で、白いひげが垂れ下がって見えることからきています。通常はツアーで行きます。
西表島へのアクセス
西表島に空港はありません。石垣島離島ターミナルから高速船・フェリーで向かいます。
西表島には「上原港」と「大原港」の2つの港があるので、参加するツアーや天候で選びます。定期船は「安栄観光」「八重山観光フェリー」の2社が運航しています。
所要時間は高速船で約45分です。